• 代表者からのご挨拶

    林 公子

    SINGのページにお越しいただきありがとうございます。SING設立のアイデアを出した林です。アメリカに来て20年になり、キャリアの半分以上をUCSDで過ごしたことになり、留学されている若い研究者になにかお役に立つ事はできないかと考えていました。ちょうど去年の夏、UCSD Rady School of management で牧兼充さんとお目にかかり、その思いをシェアさせていただきました。以来、ゴールに向かってのネットワークや、アイデアの交換をさせていただき、クロスさんと松崎さんとチームを組むことができました。牧さんには、ロッキー 三橋さんを紹介していただき、SINGの母体となるfoundation ”Next Generation-Life Science Talent Initiative” を設立することが出来ました。

    留学生への付加価値をつけるとは

    アカデミアで留学している方々の将来の職業の分野は、大きく分けて4グループに分けられます。一つ目は、そのまま大学や研究所で研究を続ける。2つ目は、企業で仕事をする。3つ目は、政策に携わる。そして最後は、教育の仕事につく。キャリアというのは、これらが入り混じって形成されていくものだとも言えます。研修中に、研修の主目的以外のキャリアの要素の経験や知識を重ねることが大事になってきます。

     

    SINGの活動の第一の目的は、San Diegoにアカデミアに研修に来られている方々に、留学の主目的以外のことを学んでいただき、キャリアに付加価値を付けることです。例えば、医学研究で留学しているポスドクの方に、イノベーションやビジネスなどの知識やネットワークを持っていただくといった例や、逆に、政策や経営、経済学などで留学されている方に、実験研究などの現場を見ていただくというものです。研究目的で来られたポスドクの方は論文を出すことに重点を置かれ、他の要素の経験や知識のないまま帰国され、ご自分の将来のキャリアの選択肢を狭めておられる気がします。

     

    私達は、実験医学やエンジニアリングの分野にネットワークが強く、サンディエゴという地域としての特徴を活かして、手始めにまずアカデミアで留学している方に対象に、イノベーションやビジネス、創薬の知識や経験を得るお手伝いをと考えています。

    アプローチの仕方

    SINGで講師をお招きし、研究者のネットワーク交流会を催したり、こちらでの研究者のネットワークを活かし、UCSD、ソーク、スクリプス 、サンフォードーバーナム研究所の研究内容をご紹介し、日本からの留学性の方に情報を送ることを充実していこうと思います。特に日本からの研修コース等は、UCSD、Office of Research Affairs, Director of International Outreach和賀さんのご協力の下日本橋UCSDオフィスやLINKJを窓口にお手伝いする機会が増えていくでしょう。

     

    UCSD には充実したExecutive Course がJacob’s School of Engineering, Rady School of Management, UCSD Extension、JFIT から提供されています。将来には、このようなコースのご紹介や、カスタムアレンジメントもいいのではないかといます。SINGがこれらのUCSDの活動の日本への窓口、ナビゲーターになればと望んでいます。